MLS062 Spike Histogramモジュール
Spike Histogram v2.0 |
![]() スパイクデータを記録したLabChartビュー(左上)、個別のスパイクを表示したScopeビュー(右上)、スパイクディスクリミネータービュー(左下)、自己相関ヒストグラム(右下)
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Spike Histogram v2.0はWindows版 LabChart
7用の強力なスパイク解析モジュールです。前バージョンと比べスパイクディスクリミネーション機能が
向上したほか、テンプレートマッチング、相関ヒストグラム、Scopeビューへの対応、複数チャンネル解析、定義したユニットに対する新しいチャンネル演算機能が追加されました。 Spike Histogram v2.0の新機能
特徴と利点
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![]() スパイクディスクリミネーター画面。ディスクリミネーター設定で定義されたスパイクの分散プロット(左)と、個々のスパイク波形(右)。
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パワフルなスパイクディスクリミネーション: Discriminatorビューはテンプレートマッチングまたはスパイククラスターの周りをフリーハンドで線で囲ってスパイクディスクリミネーションを行います。右側のSpike Display パネルには検出したすべてのスパイクをオーバーレイ表示します。左のパネルでは、振幅と時間幅に基いて手動でスパイクをフリーフォームで選択するか、テンプレートとする代表的なスパイクを選択します。左の画面でスパイクをクリックすると、右の画面に該当するスパイクが表示されます。加えて、Scopeビューにも該当するスパイクが表示されます。スパイク上で右クリック、ユニットから除外するか加えるかを決定します。 |
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![]() ディスクリミネーター画面で定義したスパイクをScopeビュー上で表示。
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Scopeビューでスパイクを表示・解析: Spike Histogram 2はLabChart 7のScope Viewとシームレスに統合されています。ディスクリミネータービューで定義したスパイクユニットはScopeビュー上でEvent Sourceとして指定し個々にレビューできます。
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![]() 自己相関ヒストグラム(左)と相互相関ヒストグラム(右)。
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ヒストグラムウィンドウ: Spike Histogram 2では新たに2つのヒストグラムが追加されました。前バージョンではMacintosh版でのみ対応だった、自己相関ヒストグラムと相互相関ヒストグラムがWindows版に加わりました。以下のヒストグラムを作成します:
NeuroExplorer用にデータをエクスポート: スパイクトレインをさらに詳細に解析するために、Spike Histogramは簡単にNeuroExplorer形式でデータをエクスポートできます。NeuroExplorerでは自己相関、相互相関、バースト解析、スペクトラル解析、Poincareマップなどの解析が行えます。
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Spike Histogram の基本機能
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![]() ユーザが指定する特定のサイズの電圧範囲内に含まれるスパイク波振幅の数を示すAmplitude
Histogram View
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MLS062 Spike Histogramモジュールを使用して、高速サンプリングした細胞外記録の解析ができます。SpikeHistogramにより周波数ヒストグラム、インタースパイクインターバルヒストグラム、ペリスティミュラスタイムヒストグラムが簡単に作成できます。ディスクリミネータによって選択されたスパイク波の発火頻度を示す周波数/時間プロットをディスプレイするレートメータウィンドウも備わっています。このソフトウェアでは様々な統計解析を実行したり、振幅と波形幅パラメータを使って、異なるユニットのスパイクが分類できます。 |
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![]() DiscriminatorViewにはインターアクティブなコントロールがいくつか表示します。ドラッグ可能な限界線を設定してスパイク波のクラスターを選択したもの。
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![]() Interspike
Interval Histogram Viewは設定した時間枠内のスパイク間のインターバルサマリーを示します。
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複数のユニット記録では不必要なユニットを正確に分類する ために、Spike Histogramは単に振幅だけの判別ではなく波 形の高さと幅を組み合わせて正確に分類します。この方法は テンプレートマッチングよりも高速で処理できます。
レートメータウィンドウは周波数時間をプロット表示し、デ ィスクリミネータで選択したスパイク波の発火頻度を示します。graph/graticuleタイプポップアップメニュでプロットの ディスプレイ様式が設定できます。
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![]() Spike Histogram はNeuro Explorer(Windows)に適化したデータでエキスポートします。解析機能にはauto-、cross-correlograms、joint
PSTH、perievent histograms、power spectral densitiesがあります。
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Windows用SpikeHistogramを使って記録、分類された データをn e x tファイルで保存すれば、N e u r o E x p l o r e r (MLS063A)でファイルを開きより詳細な解析ができます。
PowerLab、細胞外アンプ、ヘッドステージ、関連機器、アクセ サリーなどが含まれた神経生理学システムに関しては65頁を参照 ください。 |