LabChart™ ソフトウェア
記録機能
データファイルの構成
LabChartデータファイルの構成は記録中、記録後のファイル作業を簡単にします。
特徴:
- 実験の設定を1つのデータファイル内に自動的に保存
- 1つのデータファイルに異なる設定の複数のデータ記録を収めることが可能
- 解析設定、演算、結果も同じファイル内に保存可能
- 元データは常時保存可能
- データファイルの追加が可能
記録中のコメント追加
コメントをタイプ入力し"Enter/Return"キーを押せば、記録中にコメントが簡単に追加できます。コメント機能は迅速で正確な方法でファイル内の特定のイベントを見つける場合にも役立ちます。新しい条件が記録中に加わった場合、自動コメント機能を使って任意のフレーズを特定のFunctionキーに指定できます。
マクロでLabChartを自動化
複数のコマンドを1つのグループとして使用するマクロを作り利用することにより、反復作業をスピードアップしたり、記録や解析が自動化できます。マクロを作成して保存しておけば、いつでも使用できます。
マクロの作成時に使用できるコマンド:
- 待機
- サウンドの再生
- メッセージ
- スピークメッセージ...
- 選択を繰り返す
- 繰り返しを開始
- 繰り返しを終了
- 単位変換を設定
タイムイベントの活用
タイムイベント機能(Mac のみ)は記録中の特定の段階で実行したいアクションリストを作成するものです。LabChart は設定しておいた時間にそのアクションを実行するので、反復イベントを含む長時間記録に利用すると便利です。
3種類のイベントが選択可能:
- PowerLab出力電圧の設定
- コメントの追加
- スイッチ(オートインジェクターなどの)をオン、オフに切り替えるデジタル出力コンフィギュレーションを適用